Future Love

Amazonプライムビデオで「Cat Heaven Island -猫の島 – 」を観た。
宮城県石巻港の沖合にある島で、人間60人程度に対し、猫が120匹住む田代島。
文字通り猫の島である。
猫に焦点を当てたドキュメンタリーかと思ったが、高齢者層しかいない島の
問題、震災後の島民の生活の変化等々、島の実態を撮ったものであった。

このドキュメンタリーの中で、島の猫たちを撮り続ける田中良直 さんという方が
登場するのだが、彼が写真を撮るその理由に非常に感銘を受けた。

「僕は17年間一緒に暮らした愛猫カプチーノを失って、ものすごい
ペットロスに陥りました。ペットって自分の子供と同じですからね。
ペットロスになる理由というのは、自分の中の愛情が行き場を
失くして苦しんでいる状態。
僕はカプチーノの一周忌に、その愛情を世の中の全ての猫たちに
向けようと決めたんです。
一番大好きだった猫を見るのと同じ眼差しで見て、同じ愛情を捧げて
写真を撮ろうと決めたんです。」

この田中さんと一緒に、島で猫たちにボランティア医療活動をしている
クレス 聖美さんという獣医さんも登場するが、彼女はなんとドイツ在住。
定期的に島に通って、猫たちを診ている。

私には何ができるだろう。
彼らのような立派なことは、きっとできないとは思うのだが。

ブーの晩年にお世話になったホリスティック獣医のW先生に言われた
言葉がある。
「何度経験しても、どのペットの死も悲しい。でも最初の子はとりわけ
辛くて苦しくて、心が引きちぎられるような思いをすると思う。
だけどね。
どうか、Future Loveを否定しないで。」

その頃、私はブーの入院先の獣医で、先は大して長くはないと宣告され、
絶望しまくっていて、こんな苦しくてつらい思いをするなら、
二度とペットなんか飼うものかと思っていた。
思っていたが、口に出したわけではない。
W先生に私の気持ちを見透かされたようで、心にズドンと来た。

Future Love

上述の田中さんにとって、Future Loveは外にいる全ての猫たちだったのだろう。

私のFuture Loveが、将来どんな形をとるかわからないが、一匹でも
幸せな猫が、犬が、動物が増えればHappyなので、それを形にできる日がきたら万々歳だ。

ブーを失ってぽっかり空いた心の穴は大きい。
アナにもマヤにも代わりはできない。
それは誰を失っても、それぞれの代わりができないのと同じだ。
私の心には、ブーの部屋、アナの部屋、マヤの部屋があって、
どの部屋も唯一無二の存在。

穴をハートに抱えて生きていく。

Future Love」への4件のフィードバック

  1. 動物と飼い主に寄り添ってケアしてくれるWドクターのような方が増えてくれるといいなぁー
    人間も動物も皆んな幸せになる世界、生きているうちに体験したい。

  2. 4号殿
    MAには、Wドクターに会うために来たのだと思ってるよ。
    いろいろ教えていただいた。ああいう方が増えると&教えが広がると、幸せな動物たちが
    増えるだろうな。
    4号もそんな世界のためにラーラーランドから派遣されて来たのやろ?

  3. オッケーちゃん
    人生の中で、時に忘れられない言葉をくれる人がいるけれど、
    間違いなくW先生のこの言葉はその一つです。
    ブーやんが引き合わせてくれた出会いだと思ってるよ

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